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希釈・煮詰め

比重が高すぎた、あるいは低すぎた。加える水の量、または煮詰めて飛ばす量を出します。

グラビティポイントは保存される

水を足しても減らしてもケトル内の糖の量は変わらず、濃度だけが変わります。グラビティポイント × 容量は一定なので、必要な方を解けます。

P = (SG − 1) × 1000 P₁ × V₁ = P₂ × V₂ V₂ = V₁ × P₁ / P₂

結果が正なら加える水の量、負なら蒸発させる量です。

計算例

1.050にしたかったのに18 Lが1.064になっている場合:

V₂ = 18 × 64 / 50 = 23.04 L 加える水 = 23.04 − 18 = 5.04 L

一緒に動くもの

希釈は比重だけでなくすべてを下げます。苦味と色も同じ比率で下がるので、18 Lに5 L足せばIBUもSRMも約22%減ります。レシピが重要なら再計算してください。

煮詰めは逆で、しかも比例しないぶん厄介です。麦汁が濃くなると煮沸比重が上がってホップ利用率が下がり、加熱時間が延びてメイラード反応で色が濃くなります。比重合わせのための20分の追加煮沸は、容量変化だけから予測される以上に苦味を失い、色を加えます。

水を加えるとき

飲める水を使い、入れる前に麦汁とほぼ同じ温度にしてください。冷えた麦汁に未処理の冷水を入れるのは汚染経路になります。煮沸後に足すなら、加える水を先に煮沸して冷ましてください。

日本国内での注意:アルコール分1%以上の酒類を免許なしに製造することは酒税法で禁止されています。本ツールは酒類製造免許を持つブルワリー、および1%未満の飲料を製造する方向けの計算ツールです。